SAP・システム導入の遅延を立て直す、クライアント側PM/PMO支援
遅れが広がっている。報告を見ても、何を直せば進むのかわからない。
SAP・ERPや周辺システムの導入が遅延・停滞している案件に、途中から参画します。中島愼一がクライアント側のPM・PM支援・PMOとして、残作業と判断待ちを整理し、計画の組み直し、ベンダー調整、ユーザー部門への作業依頼まで実務で進めます。
稼働日に影響する作業を明らかにし、「誰が、何を、いつまでに進めるか」を具体化します。
現在の工程と、止まっている作業をお知らせください。依頼範囲が決まっていない段階からご相談いただけます。
遅れた作業を急がせるだけでは、進まない状況へ
次のような問題が起きている場合は、個別作業の督促と併せて、全体の計画・役割・管理運営を見直す必要があります。
- 稼働日が近づいているのに、残作業や完了見込みを把握できない。
- WBSが更新されず、会議では作業実績の報告が続いている。
- ベンダーの「順調」という報告と、成果物や現場の状況が合っていない。
- ユーザー部門のデータ準備・確認・テストが止まっている。
- SAP本体は進んでいるが、周辺システムの改修や連携準備が遅れている。
- PMが個別対応に追われ、全体の計画を見直す余力がない。
中島にご相談いただきたいのは、問題の説明や管理資料の作成にとどまらず、実際の調整と作業の推進を担う人が必要な状況です。
途中から入り、立て直しに必要な実務を動かします
残作業と判断待ちを整理し、立て直しの方針を決める
現在の計画、WBS(作業分解表)、成果物、課題、関係者の状況を確認します。未着手・未完了の作業を整理し、稼働日に影響する依存関係、担当者が決まっていない作業、判断待ちを明らかにします。
そのうえで、元の計画への復帰、工程の組み替え、体制や対象範囲の調整など、必要な選択肢と影響を整理します。PMや責任者が、何を優先し、何を変更するかを判断できる状態をつくります。
合意した計画を、作業と進捗管理に落とし込む
立て直しの方針に沿って、全体計画とWBSを見直し、担当者・期限・成果物・完了条件を具体化します。既存PMや社内PMOとの役割分担を決め、ベンダーとの協議、ユーザー部門への作業依頼、課題のフォロー、進捗報告を担います。
会議で確認した事項を、次に進める作業へつなげます。計画変更後も実態を追い、対処が必要な点や責任者の判断が必要な事項を報告します。
管理の仕組み・ベンダー・ユーザー部門・周辺システムを一緒に立て直す
更新されないWBSと、決まらない会議を見直す
管理資料があっても、更新する担当や完了条件、判断の流れが曖昧なままでは機能しません。立て直しに必要な管理項目を絞り、誰が更新し、どの場で確認し、誰が決めるかを整理します。
WBSの再整備、課題管理、会議運営、報告を実際に進め、対処が続く運営に変えていきます。
ベンダー任せの報告を、クライアント側の判断につなげる
報告上の進捗だけでなく、成果物、未解決課題、作業の前提条件、後続工程への影響を確認します。ベンダー側とクライアント側の双方でプロジェクトを推進してきた経験を活かし、説明の前提と確認すべき事項を整理します。
複数ベンダーにまたがる作業には、担当・期限・責任分担を明確にして、協議と対応を進めます。
止まっているユーザー作業と周辺システムの準備を進める
データ準備、業務確認、ユーザー受入テスト、切替準備について、対象・担当・期限・完了条件を具体化します。部門だけでは解決できない確認事項を、IT部門やベンダーにつなぎます。
SAP・ERP本体に加え、周辺システム改修、システム間インターフェース、データ移行の工程も確認します。各チームの進捗を集計するだけでなく、全体のテストや切替に必要な条件が揃うかを見て調整します。
立て直しで整備・運用する管理の例
| 管理対象 | 具体的に進めること |
|---|---|
| 残作業・遅延影響 | 未着手・未完了作業と、テスト・稼働への影響を整理 |
| 全体計画・WBS | 担当・期限・依存関係・完了条件を見直す |
| 課題・判断事項 | 対応者、判断者、期限、必要な選択肢を明確化 |
| ベンダー・部門調整 | 共通課題の協議、作業依頼、対応状況のフォロー |
| 会議・進捗報告 | 決定事項と次の作業を確認し、責任者へ判断材料を報告 |
現在の資料と体制を確認し、必要な整備・運営範囲を決めます。既存の管理方法を活かせる部分は活かし、立て直しに必要な実務から着手します。
計画と管理が機能していない案件での参画経験
周辺システム再構築が、基幹システム導入より遅れていた案件
mcframe導入に合わせて周辺システムを再構築する案件で、周辺側のマスタースケジュールとWBSが未整備のまま、基幹側より1フェーズ遅れていました。
クライアント側PM支援兼PMOとして、現状調査、マスタースケジュール・WBSの作成、要員計画、週次報告の整備を担当しました。基幹システムだけでなく、遅れている周辺側の計画と管理を具体化した経験です。
方針変更後、計画とWBSが実態に追いつかなくなった案件
グローバル標準の契約管理システムへ移行する案件で、方針変更後の計画見直しが進まず、作業実績の収集にとどまり、大幅な遅れが生じていました。
クライアント側PMとして、中日程計画とWBSを再作成し、管理運営を一新しました。日本法人の業務改革が必要な部分では、要件定義も自らリードしました。
まず、現在の状況と必要な支援を整理します
現在の工程、目標の稼働時期、遅れている作業、PM・ベンダー・ユーザー部門の体制をお聞きします。計画や報告資料が未整備でも、現在わかっている情報から確認を始められます。
現状診断やWBS・管理運営のレビューから、継続的なPM/PMO参画まで相談できます。既存PMの補強が必要なのか、計画の再整備から管理実務を担う必要があるのかを整理し、支援範囲と参画条件を決めます。
よくあるご質問
プロジェクトの途中からでも相談できますか?
途中からのPM・PM支援・PMO参画に対応しています。現在の工程と残作業、既存体制を確認し、必要な役割と参画可能時期を相談します。
何が問題なのか整理できていなくても大丈夫ですか?
依頼内容が固まっていなくてもご相談いただけます。「予定に間に合うか判断できない」「報告と現場の状況が違う」など、現在困っている点からお聞きし、確認すべき情報と支援範囲を整理します。
社内にPMやPMOがいても依頼できますか?
既存PM・PMOを補強する参画も可能です。すでに担当されている業務を確認し、計画の見直し、ベンダー調整、部門作業の推進など、不足する実務を分担します。
SAP以外や、周辺システムだけが遅れている案件も対象ですか?
SAPに限定せず、ERP・基幹システム、周辺システム改修・再構築の管理支援を相談できます。本体との依存関係やテスト・切替条件を確認し、担当する範囲を決めます。
元の納期に戻せるか、判断してもらえますか?
残作業、要員、品質、稼働条件を確認し、元の納期に戻すために必要な対応と、工程変更などの選択肢を整理します。納期を戻せるかは案件の条件によるため、現状と影響を確認したうえで判断材料を提示します。
診断だけの依頼や、費用・稼働形態の相談はできますか?
スポットでの現状診断・対応策立案・管理方法のレビューも相談できます。フルタイム、週2~3日程度、スポットなどの稼働形態と費用は、必要な作業量やプロジェクトの状況に応じて個別に決めます。
関連する支援・情報
遅延の報告を受けるだけの状態から、立て直しを進める状態へ
「残作業が見えない」「ベンダー任せで判断できない」「ユーザー部門や周辺システムが進まない」。その状況で、クライアント側から調整と管理実務を動かす役割が必要なら、中島にご相談ください。
まずは現在の工程と、止まっている作業をお聞かせください。
支援担当:中島愼一|経歴・資格・プロジェクト経験を見る